観光・お出かけ

豪商のまち松阪観光交流センターは松阪市の歴史や文化、食などの観光拠点となる施設

「松阪市で松阪牛を食べて、観光は何をしよう?」

そうなんです。
松阪市って名前はよく聞きますが、実は松阪市民も思うのが、正直派手な観光地ってあんまりないんです。
ホントに・・・・。

ただ、松阪牛のネームバリューが先走っている松阪市ですが、実は三井家、長谷川家、小津家など豪商を排出しているんです。
ちなみに、豪商ってどんな意味かなって調べると、めざましい近世日本の経済発展のなかで巨万の富を蓄えた大商人のことを言うんです。
豪商ってめちゃくちゃ強そうや!!!

という訳で、2019年(平成31年)4月5日に、「豪商のまち松阪観光交流センター」がオープンしたのでご紹介します。

松阪市でどこをまわろうっていう時の拠点としてこの施設が非常に優秀なんです。
先ほどの豪商の話もありましたが、松阪市の歴史や文化、おいしい食べ物に関する魅力的な情報を、ここで収集し、街歩きの拠点として活用できます。
歴史的な施設はあるものの、お土産などを購入できる施設ってあまりないので、帰りにここで購入できるってことで一石二鳥ですよ。

豪商のまち松阪観光交流センターってどこにあるの
(アクセス)


それでは豪商のまち松阪観光交流センターってどこにあるかと言うと、松阪市役所から徒歩2分程度のところにある好立地。
まわりには、松阪城や昔ながらの石畳の御城番屋敷(ごじょうばんやしき)なんかも徒歩圏内です。飲食店で言うと松阪牛の名店「和田金」や「牛銀」も近くにあります

車でのアクセス

伊勢自動車道松阪インターを降り、そのまま直進していただくと商業施設パワーセンターが見えてきます。
その信号左折し、真っ直ぐ進むと桑名三重信用金庫川井町支店(川井町4交差点)を右折し、真っ直ぐ進み橋を渡った新松阪交差点を左折して、道なりに進むと松阪市役所があり、越えた左手に豪商のまち松阪観光交流センターが見えます。

公共交通機関でのアクセス

三重交通バス

 

近鉄・JR松阪駅のJR改札口側バスターミナル2番のりばから「松阪中央病院行き」に乗り、「本町」下車すぐです。
所要時間 約4分 大人:210円 小児:110円

市街地循環バス「鈴の音バス」

近鉄・JR松阪駅から左回りで「市役所前」下車すぐ。
所要時間 約4分 小学生以上100円

・徒歩でのアクセス

 

近鉄松阪駅、JR松阪駅より徒歩15分

豪商のまち松阪観光交流センターについて基本的なこと

豪商のまち松阪観光交流センターの営業時間は9時~18時までです。
12月~2月の冬季期間は9時~17時での営業となっています。
観光で町並みを歩く場合は、明るい昼間なんで問題ないですね。

基本的には1週間を通して、営業していますが年末年始(12/30~1/2)は休館日となっています。

名称 豪商のまち松阪 観光交流センター
住所 松阪市魚町1658番地3
電話番号 0598-25-6565
営業時間 9時~18時(12月~2月は9時~17時)
休館日 年末年始(12/30~1/2)
サイト https://www.kankomie.or.jp/special/matsusaka-informationcenter/

 

駐車場は隣接する松阪市産業振興センターの裏手に40台強あるが、何かイベント等がある場合は満車になる場合があります。
ここから5分ぐらい歩いたところに松阪市営駐車場(無料)があり、駐車台数も多くて便利です。
下記の地図を参考にしてみてください。

豪商のまち松阪 観光交流センターについて施設を紹介

建物は2階建てとなっております。
和風の木造建築と思いきや、和風鉄骨造りで木をふんだんに使った贅沢なつくりです。
松阪市の昔ながらの街並みにマッチするビジュアルですね。

余談ですが、、、、予算は約さ、、、3億4,000万円ですって!?
ふれて良いのか悪いのか?

店頭には、松阪もめんの立派な布看板がかけてあります~凄く良い感じですよね。

ちなみに松阪もめんは、天然藍の先染め糸を使い、「松坂嶋(まつさかじま)」と呼ばれる縞模様が特徴の松阪地域で生産される綿織物を言います。

1階 ガイダンスフロア
周辺の文化施設をはじめ、市内の観光スポットやグルメ情報のご案内、松阪ならではのおみやげも販売しています。

2階 展示フロア
「参宮街道のにぎわい」をテーマにした、パネル展示やシアター映像の上映をしています。
多くの偉人や独特の文化が生まれた松阪市について知ることができます。
特別展示、イベント等にも活用できます。

豪商のまち松阪観光交流センターについて詳しく
~1階~

パンフレットコーナー

施設に入った目の前には観光案内カウンター、右手には、松阪市内の観光パンフレットが全て揃う。

ここで収集できるパンフレットがあれば、雑誌1冊分の情報は十分ありますね~。
松阪の観光はファミリーでする観光じゃなくって、歴史や文化などがメインなので、子連れファミリーには向かなかったりして。
しっとり、町並みを楽しむ感じかなぁ。

観光マップコーナー

左手には、観光マップがあり、分かりやすい詳細地図。

松阪市の市役所周辺って、松阪城跡を初めとして御城番屋敷や三井家発祥地などの観光施設が周辺に集中しているのでまわりやすいですね。
手荷物あずかりやレンタサイクル、フリーWifi、トイレ、駐車場などの情報も網羅しています。

「ぶらりまちあるき2時間コース」も設定してあり、ウォーキングと各種施設せの見学時間も含めて1.5時間~2.5時間のプランです。

あとは、松阪の広域の観光紹介もしてあります。

松阪市は、旧松阪市と飯高町、飯南町、嬉野町、三雲町が合併したのでかなり大きな市です。海から川、山までいろんな楽しみ方ができます。

まちあるきいアレンジサービス

豪商のまち松阪観光交流センターで一番オススメのサービスが入り口付近にあるまちあるきいアレンジサービスです。

普通に観光施設を検索するシステムではなくって、「観光スポット」「松阪牛」「とり料理」「松阪豚」「和食」「洋食」「喫茶・軽食」「飲み物」「洋・和菓子」などなどの検索項目で気になったものをチェックすると、地図に場所を落とし込むことが出来て、そのまま印刷することができます。

その場で、自分がまわる観光地を網羅したオリジナルマップが完成するんです。
地理関係が分かりやすいので、スムーズに効率よく観光ができます。
裏面には観光情報まで掲載してある優れもの。金かかってますが、めちゃくちゃ便利やなぁ。

お土産コーナー

一番奥には松阪のお土産が所せましと並んでいます。

地元の和洋菓子店の一品から、お土産用の大箱まで販売しています。

展示方法もうまくって、蜂の巣をイメージした陳列。

もちろん商品も蜂蜜関連商品。

松阪市の名産品と言えばお茶。

以前とは違って、パッケージングにこだわった商品が多数。
緑茶から和紅茶、ほうじ茶など幅広い品種を販売してます。


有名店もいろいろ入っており、松阪牛の関連商品もいろいろ並んでいます。


うぉ!!!
松阪牛のすき焼き肉もあるし、最近、話題の松阪豚なんかも販売してます。
こんなんお土産に買えたら良いよなぁ。


ついでに松阪牛の皮を使ったお土産なんかもあって基調ですね。
財布なんかもありましたよ。

豪商のまち松阪観光交流センターについて詳しく
~2階~

松阪の歴史文化を紹介する『展示フロア』で、時間がある場合は是非とも松阪のことを知ってから、観光してもらうとより、楽しむことができます。
松阪歴史街道展示や松阪の誇る、松阪の偉人、本居宣長、三井高利などの豪商、松阪商人をテーマにしたイラストでパネル展示を行っています。
また、松阪ものがたりシアターは、今では見ることのできない松阪の歴史文化をCGや実写ドラマで放送しています。

ここで松阪市について軽く学んでからまち歩きをすると、より一層を楽しむことができますよ。
このほかにもオープンスペース化することで特別展示、イベントや学習の場としても活用されます。

まとめ

オープンしたばかりの施設なので非常にきれいで明るくって気持ちの良い施設です。
特にまちあるきいアレンジサービスを使った自分だけの観光マップは作るのも羅のしい。
もし、観光施設に悩んだら、松阪の観光情報が全て揃う施設なので是非とも活用すると効率よくまわることができます。
土産を買えるところも少ないので、観光が終わってから、ここで購入して帰るってのも良い使い方かと思います。松阪に観光にきたら是非とも活用してみては。