北海道の名付け親である松浦武四郎記念館を見学したら、歩いて松浦武四郎誕生地へ行くことができます。
松浦武四郎誕生地は南に行けば伊勢神宮へ、北へ行けば四日市の日永で江戸と京都を結ぶ東海道につながっていたので、伊勢神宮へのお参りの旅人が多く行き交った伊勢街道と呼ばれる主要の道でした。
松浦武四郎記念館に車を置いて、徒歩7分ぐらいで到着します。
道もスタッフの方が地図をくれて、丁寧に教えてくれるので安心ですよ。
周辺をうろうろしながらまわります。
松浦武四郎記念館
松浦武四郎記念館で、松浦武四郎のことを知ってから向かいます。
駐車場はしっかりあるし、駐車してって下さいって言われるので安心です。
記念館がある交差点を、記念館沿いに歩いていきます。
交差点にはデカデカと松浦武四郎生誕200年の看板。
2018年(平成30年)なので去年でです。
少し歩くと、、、小野江小学校があるので、右に曲がります。
プール横の武四郎壁画
道路沿いにプールがあって、その壁面には武四郎の壁画があります。
平成17年に地元の小野江小学校の6年生が卒業制作で描いた壁画で、武四郎が生まれてから亡くなるまでの内容になっています。
全然気づかんだなぁ。
子供らがプールに入っていたので、マジマジと見ると変な人に思われそうなんで、しっかり見れんだなぁ。
興味のある人は是非とも見てみてくださいね。
なんじゃもんじゃの木
ヒトツバダコと呼ばれる木で、なんじゃもんじゃとも言うそうです。
なんか子供の頃に聞いたお話を思い出す・・・・物語は記憶はないが怖かったイメージ。
5月上旬には白いきれいな花が咲くんです。
クランクになった道を小学校の敷地にそって道なりに歩いていきます。
運動場の横を歩いていくと
伊勢街道に出ます。
ここが、伊勢神宮と四日市の日永を結ぶ道やったんですね。
どう結んでいるのか、今度は歩いてみようかな。
北海道からと届いたエゾヤマザクラ
平成19年から平成22年にかけて北海道新聞社が行った、北海道千本桜運動で、合計35本のエゾヤマザクラを寄贈してくれたそうです。
まだまだ小さいですが、毎年桜の花を咲かせています。
武四郎が愛した北海道産の桜ですね。
伊勢街道の屋号の看板
伊勢街道を歩くと住宅やお店が両側にあります。
変わっているのが、多くの建物などに屋号の名前の書かれた木の看板がかかっています。
面白いのが今のお店と当時のお店の業種が全然違う。
自転車屋には、当時の柿の販売をしていた「柿友」
食品小売店には「ふろ屋」。
しかも、名前もそのままでふろ屋って分かりやすい。
お焼き屋
鶴屋
しば屋
桶屋
鍛冶義
カフェ跡
紙屋
あげや
忠ヨム
床良
野田屋
玉屋
タバコ屋
籠末
土田屋
菱屋
辻清
尾張屋
本家
西田屋
丁子屋
亀屋
えび屋
斎久
写真撮影しだすと全部撮らなあかん気分になってきた。
実際に住まわれている家もあるのですみません。
40あるはずが、26しか写真ないのでいっぱい逃したみたい。
昔ながらの街道の良い雰囲気の道ですね。
小野江南町集会所付近
伊勢神宮に参りに来る人は多く、あまりの多さに仲間とはぐれる人も多かったそうです。
このあたりに、はぐれ人すくい会所があって、はぐれた人を引き合わせる案内所になっていました。
普通に集会場と普通に広場があります。
小野江神社
小野江南町集会所の横には小野江神社があったので、お参りをしていくことに。
茅の輪(ちのわ)をくぐっていきます。
茅の輪は夏越祓(なごしのはらえ)の時のチガヤで作った輪です。
神社の参道に設置してあり、これをくぐれば病気が避けられると言われています。
しっかり参らせてもらいましたよ。
立派なホームページもあったのでご紹介
http://www.ms2.mctv.ne.jp/onoejinja/index.html
小野江村役場跡
今は、松浦武四郎誕生地の駐車場として整備されていますが、かつては小野江村役場がありました。半鐘を吊るしたやぐらがあり、火事のときは、その鐘を鳴らして火事を知らせました。
直接、松浦武四郎誕生地に行くならここまで車で来るのがオススメです。
松浦武四郎誕生地
伊勢街道沿いにたつ松浦武四郎の実家です。
立派な建物で、主屋と離れ、蔵などがあって非常に広い敷地。
展示物としてはそれほど多くないが、当時の雰囲気を知ることが出来ます。
真覚寺
松浦武四郎誕生地から程近く。
ここ?っていう細い道を歩いていくと、松浦武四郎が7歳から字を書いたり、読んだりしたことを学んだ真覚寺というお寺があります。
看板があるので歩いていたら分かるとは思います。
近くに、別のお寺があるので間違えないようにしてくださいね。
到着しました。
一見お寺?
って思いますが鳥居があるのでそうかな。
鳥居があり石碑に貴船神社と書かれています。
左手の建物は貴船神社。
右手の建物は集会所です。
写真にはありませんは、松浦武四郎に教えた来応和尚のお墓があります。
ん??結局真覚寺は建物はないのか?
謎のままです。
まとめ
歩いていくのもしんどいかもしれませんが、見所なんかも紹介してくれてあるので探しながら歩けるのは楽しい。
やっぱり、せっかく来たなら全部見ておきたいし、知っておきたいと思うので良かったなぁ。
特に伊勢街道の木の看板は凄く良い感じで、地域との協力体制も出来ているんですね。
昔は賑わった道でしたが、今では細くって車の交通量も少なかったなぁ。