イベント参加

松阪市長杯第2回香肌峡カヌー大会へ出場し、スラロームで櫛田川の流れの洗礼を浴びて沈

2019(令和元年)9月1日(日)に、三重県松阪市飯高町の道の駅飯高駅上流付近でMCA松阪市カヌー協会(櫛田川の香肌峡を中心に活動するカヌーの普及活動団体 )、松阪市、松阪市教育イン会が主催する『松阪市長杯 第2回香肌峡カヌー大会』が開催され出場してきました。

昨年、一般Aの部(男)という初心者の部に出場し、優勝させていただきました。
くぐるゲートも少なくって、真っ直ぐ下ったってだけなんですが、最後のインタビューで「来年は自分のカヤックを買って、上級に参加します」って、言ってしまったこともあり、今年はニュー艇でデビューです。

【松阪市】清流櫛田川で開催された第1回香肌峡カヌー大会に出場
https://www.nakasete.com/iitaka-kahadacanu/
※nakaseteの普通が一番むずかしい(別サイトへリンク)

松阪市長杯第2回香肌峡カヌー大会とは

昨年の第1回大会と同様で下記の2つの目的があります。

①「香肌峡県立自然公園の櫛田川中流の素晴らしい自然を体感すると共に、2021年に櫛田川下流で開催される三重とこわか国体カヌー競技の啓発」

②「ライフジャケットやヘルメットを着用して安全に自然が体感できるリバーカヤックの普及を目指します」

という、目的のもとに開催されます。
三重県一のカヌーゲレンデ・清流「櫛田川」として、本大会も含めて取り組みを発信していくことで地域の活性化にも取り組まれています。

開催種目は2種類あってダウンリバーとスラロームを行います。
入門者向けと上級者向けの2つのコースがあり全7部門が開催されました。
昨年はスラロームのみでしたが、今年からダウンリバーがが新たに行われます。

簡単に説明するとダウンヒルは決められた区間をいかに早く下るかっていうスピード勝負の競技で、川の流れを見ながらコースを自分で選んで漕ぐ競技でわかりやすい。

スラロームは、スタートからゴールまでの区間の急流に設置されたゲートをゲート番号順に漕ぎ下りる所要タイムを競います。
ただし、ゲートには、上流から下流に通過するダウンゲート(緑白ポール)、下流側から上流側に通過するアップゲート(赤白ポール)があり、正しい順序とゲート不通過、ゲートへの接触、逆方向からの通過はペナルティがタイムとして加算されるので、テクニックとスピードが必要になります。

初級コースはほぼ直線で5ゲートをくぐってゴール。

上級コースは7ゲート下流へ、5ゲート上流へくぐってゴールと難易度は格段に上がります。

【ダウンリバー】
小・中学生の部 100m
一般A(初級)の部 100m
一般B(上級)の部 200m←こちらへ参加

【スラローム】
小・中学生の部 100m(ダウン5ゲート)
一般A(初級)の部 100m(ダウン5ゲート)
一般B(上級)スラローム競技艇 200m(ダウン7ゲートアップ5ゲート)
一般B(上級)スラローム競技艇以外 200m(ダウン7ゲートアップ5ゲート)←こちらへ参加

松阪市長杯第2回香肌峡カヌー大会が開催

心配されていた天候も回復し、当日は暑いぐらい快晴でこれなら沈しても大丈夫という沈日和です。
開催地である松阪市の道の駅飯高駅へやってきました。

道の駅飯高駅と同敷地内にある芝生公園が受付会場になっています。

道の駅飯高駅に併設された芝生公園は遊具充実で観光の途中や汗をかいたら温泉でスッキリできる国道166号線沿いの、温泉のある道の駅飯高駅の敷地内には芝生公園があります。 松阪方面から奈良方面に向かうと、道の駅飯高駅の建物から奈...

芝生広場にはレンタル用のカヤックがずらりと並んでいます。

展望スペースから櫛田川を覗いてみると昨年に比べるとかなり水量は落ち着いていて、流れ的にも通常時とあまり変わらないとのことで少し安心。
早速受付を済ませ。
受け取った番号は20番。

開会式が開催され、実行委員長からの挨拶。
その後は競技等についての注意点の説明があって、競技前の準備をします。

ゲートが設置されているところは流れがあるので、どんな作戦でいこうかって考えるけど、なかなか激しいし、水の流れってどんあ特徴があるのかあんま分かっていなかったりして。
練習時間もあるので、参加者の皆さんはガンガン漕ぎ始める。

特に子供らはなんの抵抗もなしにスイスイ漕いでいく~、今年からやっている子らもバランスも良くって、本当に上達早いわ~。
この時間に練習せずに、ぶっつけ本番で競技に入ったことをあとあと後悔することになりました。

ダウンヒル開始

最初は、小・中学生の部100mからスタート。
続いて一般A(初級)の部100mという感じで進み。
いよいよ一般B(上級)の部200mがはじまります。

悪い癖でガチガチ~ただ、ダウンヒルなので漕ぎ続けるって意味ではなんとかなるかなぁって感じ。
スタート地点からのこの景色。

テンポ良く皆さんスタートしていきますが早いし安定してる。

そういえば、このカヤックで200mも連続して漕いだことなかったな。
準備してスタート!!!

必死で漕ぐ。
流れで沈をしかけたが、もちなおし流れに任せて下っていきました。
が、、、ゴール付近の流れが強烈。
ちょっとした油断でゴール手前でまさかの
そのままゴールラインを超えました。

上手な方は早い!!

昼食

お弁当の引換券は42番。

これは、何かを意味しているんではないかと不安になってくる。
まぁそれはさておき、しっかりご飯を食べてエネルギー摂取しておかないとな。
地元の飲食店のお弁当!!!

しっかり揚げ物、焼き物、煮物が入って食べ応えあるよ。
井村屋さんの協賛のスポーツようかんも。

これがワンタッチで食べやすいのと、味もおいしいんです♪

普通におやつで食べたいって思う!!

スラローム開始

小・中学生の部100m、一般A(初級)の部100mからスタート。
一生懸命ゲートをくぐる。

技術的なものもいるので面白くなってくるなぁ。
一般B(上級)スラローム競技艇200mは、ダウンヒルと同じスタート地点からになります。
このカテゴリーには小学生の子らが参加してたんですが、経験者ばっかりでめちゃめちゃ上手。
大人が苦戦するコースをスイスイ漕いでいきましたよ。
一般B(上級)スラローム競技艇以外200mが始まります。
スラロームは2回漕いだタイムで順位が決まります。

1回目は1番のアップゲートをくぐれず、諦めてそのすぐ下流のゲート切り替え、流れに対して全然漕ぎあがれず、流れに負けて
2回目は1番のアップゲートを無理やりくぐろうとして、くぐりきったところでバランス崩して

という訳で。。。。。
なんの見所もないぐらい序盤での2回の沈で終了しました。
めっちゃ情けない~。
全然技術ないんでもっと本気で練習せんと普通に危険やと思えてきたよ。

上手な方はこんな感じです。

そして松阪市長杯第2回香肌峡カヌー大会閉会式

全ての競技を終えて、芝生公園で閉会式です。

前回はニコニコでしたが、今回は何もないことは分かってますので余裕です。
結果を見るとダウンリバーはおまけ的にタイムが出てましたが最下位でした。
スラロームについても、2回沈ということで結果はありませんので最下位です。
42番の番号が不吉だったのか?スラロームのスタート前に雨足が強くなったのが悪かったのか?いや、ただの技術不足でした~。

各部門ごとに3位まで発表されて好タイムを出した選手に賞状と地元の特産品が授与されています。

おめでとうございます!!!

無事に終わったお礼も含めて実行委員長の閉会の挨拶。
最後にみんなで写真撮影!!!
ほんと、お疲れ様でした。

まとめ

天気も少し崩れたものの非常に良い環境で大会が開催され、県内外からも多くの参加者があり大成功でした。
しいて言えば、自分の沈×3回という恥ずかしい結果が一番問題ですが、やっぱり練習ちゃんとせんとと反省のしっぱなしでした。
自然を相手にしたスポーツやで、技術はもちろんのこと油断も命取りだとつくづく感じました。
あと体重も安定しない原因かなぁ。

今回は主催者側として微力ながら準備等を行っていましたが、この見えない部分が本当に大変で、1日の大会ですが、その随分前から煮詰めて準備をしてきました。
安全の為の通路や関係団体との調整、備品の準備もろもろかなりの稼動ってことは見てて分かりました。
芝生公園からカヤックを下ろすなどの作業も本当に大変でパワーのない僕にはかなりハードです。

こんなアイデアで安全に運搬したりとか、工夫して開催され素晴らしい大会となりました。
来年以降もアットホームな楽しい大会になっていけばと思いますね。