松阪市市街地から十数分で登山口まで行ける、サクッと行ける山があります。
今回行った、観音岳の他にも白米城と松阪市の象徴である堀坂山という、この3つの山は本当に気軽に行けるのでお気に入りです。
それほど、距離もなくって半日あれば十分で初心者向けです。
観音岳とは
山の登山口って、どこでも駐車場が少なかったり不安になんですが、観音岳の登り口は松阪市森林公園にあるんです。
という訳で、観音岳登山は松阪市森林公園の広大な駐車場が使えるのでめちゃくちゃ安心です。
観音岳は里山、信仰の山として、また伊勢湾を行く船からは航行の目印として親しまれてきた山。山頂からは素晴らしい展望を望むことができます。
では、観音岳って名前の山は全国各地にあるんですが、松阪市の観音岳の標高は605,9mと一般的には低山と呼ばれる高さで、途中の展望台までは階段がしっかり整備されています。
場所によっては、登山道が細くなって気をつける場所もありますが、目印などもしっかりされているので登りやすい山かと思います。
堀坂山と観音岳は登山道もつながっているので、少し登り足りないかなって場合は、周回ルートにもなっているのでそちらをオススメします。
観音岳の山頂からの展望は絶景で、天気がよければ富士山も見えます。
僕は登るのが遅いですが、だいたい登りが1時間半、下りが1時間程度で3時間ぐらいあれば十分かな。
白米城と比べると少し、勾配もありますが初心者向けに良い山です。
この山々のどこかが観音岳のはず!?
めっちゃいい天気やなぁ。
観音岳ってどこにあるの(アクセス)
観音岳は、公共交通機関で行くことは難しいので車で行くことになります。
車でのアクセスは下記の通りです。
車でのアクセス
伊勢自動車道松阪インターを降り、最初の交差点(松阪インター入口)を右折し、道なりにずーっと走っていきます。
少し走ったところに、松阪市森林公園の看板があるので、その交差点を右折して道なりに進むとだんだん山の中へ。
左側に森林公園第二駐車場の看板があるので、そのまま直進。
右側に松阪市森林公園の看板を発見!!
そこから右折し
橋を渡って
左に森林公園、右に駐車場。
更に進むと駐車場があり、「入口」って書いてある、右側に進んでください。
駐車場は一方通行になっているので、間違えても「出口」に行ってしまうと事故になることも。
結構、知らずに入ってくる人が多いので注意して下さいね。
駐車場はかなり広いのでまず駐車できないってことは少ないと思いますが、イベントやハイシーズンの場合は、第二駐車場などの利用も必要かもしれません。
公共交通機関でのアクセス
三重交通バス
近鉄・JR松阪駅のJR改札口側バスターミナルから「小野行き」に乗り、「横滝口」下車して徒歩20分。
所要時間 約25分 大人:420円 小児:210円
徒歩でのアクセス
松阪市内からはちょっと無理ですね。
観音岳について基本的なこと
観音岳は、松阪森林公園に登山口がある登山道です。
公共の施設を通っていくので基本的には時間内に行かれることと最低限のマナーを守って登山を行ってください。
名称 | 観音岳 |
---|---|
住所 | 三重県松阪市嬉野森本町 |
電話番号 | 0598-23-7771(松阪市観光協会) |
サイト | なし |
観音岳へ行ってきた(写真で案内)
この日は2020年(令和元年)12月8日。
それでは、駐車場で準備と準備体操をして早速出発。
駐車場から道路を挟んでアスファルトの道路?いつも鎖で封鎖されているんですが、横をするっと通って。
芝生広場があって、奥には子供が遊べるコンビネーション遊具。
この芝生広場は広いんですが、山の斜面?になるのか勾配があってなかなか登るのが大変なんです。
ちょっと写真では分かりませんが、左側に展望台登り口があります。
ここが観音岳の登山口になります。
展望台登り口の大きな看板の上に、、、、申し訳なさ気に観音岳山頂の看板。
木には赤いテープが貼ってあったりしますが、登山道の案内ではないそうです。
でも、だいたい登山道沿いにあったので、目印としては良いと思いますが、普通に行ってもだいたい道になっているのでわかると思いますよ。
無造作に置いてありますが、杖になる木や竹が置いてありました。
多分、使っていいものかと思いますが、ちゃんと元に戻しておきましょう。
という訳で、しっかり整備された階段から始まる登山開始。
空を見上げた時のうっそうと茂る緑がめちゃめちゃいい~。
絶対に撮影してしまうショット。
一歩一歩階段を登る。
今更ですが、山登りが苦手で体重が重いこともあってすぐに息が切れる。
絶対にペースを崩すとダウンしてしまうので、遅いって思うぐらいのスピードで登ります。
足を上げる高さがあまり高くないので歩きやすい。
ずーっと続く階段はまだまだ先は長い。
やっと100段。
ゆっくりゆっくり登っていくと
ここまでで250段。
目の前には東屋の屋根が見えてきます。
到着。
少し大きめの東屋ですが、ベンチスペースが中心と壁面の一部にあります。
ここから松阪市内を一望!?と言いたいところですが目の前には木。
もぉちょっと低ければ良いのですが、邪魔かなぁ。
無料の双眼鏡もあるんですが、目の前が木なのは残念すぎる。
という訳で休憩して出発します。
ここからが本当の登山になって、階段がなくなります。
ちなみにここまでで300段。
登山道はこんな感じ。
最初はそれほど勾配もなくって歩きやすいので階段よりもこっち。
木の根っこが入り組んでて、自然の階段のようになっています。
歩きやすいですが、足を引っ掛けないように注意して。
山道で息切れ切れになっている時の、尾根のような平坦な道を歩くときの足の軽いこと。
分かりにくいですが、狭いルートで斜面になっています。
足を滑らさないように注意して。
途中で六町の看板発見。
1町~5町の看板を見逃したのか、、、これが最初。
でも、この山が10町までなのか、何町までなのか分からないので山登りの参考になりません。
この当たりは杉の木が一直線へ空へ伸びている。
程よく間伐されてて、雑木林感っていい感じ。
空気もきれいで日ごろのもやもやがここにいる時はノーストレス。
途中には観音岳と森林公園の方向を書いた看板、、、間違わないようにありがたい。
そして八町の看板。
岩と木が入り混じった登山道。
少し頂上に近づいてきたのか、木漏れ日が気持ちよくなってくる。
九町の看板。
そろそろ疲れていたので、十町が山頂かなぁ~ってウキウキ気味。
普通の登山道ばっかりでは飽きてきたら、岩ゾーンへ突入。
岩と岩の細い道を進み、少しだけ違う景色になってきます。
登山道のど真ん中にある大きな岩も乗り越えていく。
傾斜のある細い道って単調に歩いているよりも登山している感覚になります。
程よく緊張感も生まれますし、冒険している感というのかな。
そんな妄想していると疲れてきても、足が前に出るんです。
途中で発見した光を浴びる神々しい木。
頭によぎったのはプロゴルファー猿の新しいドライバー雷電を見つけたシーンが浮かんでた。
誰も分からないしょうもない余談です。。。
普段なら紅葉終わっている時期なんですが、この日は残ってて程よく散っています。
登山道は赤いじゅうたんのようになってて凄くきれいですよ。
ちょっと撮影する角度を変えるとまた見え方変わります。
落ち葉の赤と苔の緑のコントラストも。
そして、この登山で一番の難所。
少しだけ冒険チックになるのが、ここの岩登り。
ちゃんと安全の為にロープが設置されています。
滑らないように結び目を間隔をあけてくれてあるので安心。
慎重に慎重に登りきる。
登りきった先には石碑があります。
やった山頂やって思ったらここではないようですが、そこから見える松阪市の町並みは絶景です。
この石碑が何のものかは不明です。
調べていないので謎のまま、、また時間があれば調べます。
森林公園、観音岳山頂、野鳥の森の看板。
新しい選択肢の野鳥の森があるようです。
が、疲れているのでまた次回。
山頂を目指して進みます。
思いっきり木が根っこからこけて出来ている道。
もぉ、空が見えて頂上は近い!!
というところで二十一町の看板?!
そういえば、ずーっとなかった?見逃したのか?
この看板の見方が良く分からないのであまり気にしない方が良いかも。
という訳で、なんか目の前にひらけた場所が。
そしてプラスチック製の椅子がみえます。
という訳でここが頂上!!!
六十四町の看板?!
浄眼寺からて書いてあるので、起点の場所が違うのか、このあたり一体の看板なのかもしれません。
※あとから確認したら、白米城の看板と一緒の素材??
白米城の山頂が二十町だったので、そこから六十四町ってことはその3倍。
大変や。
という訳で三角点タッチ!!!
登頂完了。
観音岳は標高605.9m。
それほど高い山ではありません。
頂上は広くはありませんが、一気に景色がひらけます。
少しガスっていますが、松阪市が一望できます。
そして、海の向こうには・・・・・富士山らしきものが見えました。
違ったとしてもそう信じています。
そして、1人しか座れん勝者の椅子へ座って。
大台町の日本一の清流宮川の水。
森の番人をいただきます。
あ~生き返る。
山頂でぼーっとする時間は何事にもかえれない気持ちの良さ。
観音岳から見えるススキと太陽もステキです。
まとめ
観音岳は白米城に比べて、ちょっと距離も長く時間もかかって少し疲れた。
3時間弱ぐらいなので、半日あれば十分に登れる山なんで初心者向きで、登山道って分かりにくいのと駐車場に困るんですが、松阪市森林公園の駐車場を使えるのは魅力的。
少し登山らしい道を歩いてみたくて、白米城より、ランクアップしたかったら観音岳へ!
何より、そのまま松阪市で一番有名な堀坂山を周遊してまわれるルートもあるので、体力のある方は2つの山を1日でまわってくるのも良いですね。
あぁ。紅葉がキレイやなぁ。